DNA栄養管理士 「知っていますか?まごわやさしい」

こんにちは!
2月に入りましたが、まだまだ寒い日々が続いていますね。
暖かくされて風邪などにお気をつけてお過ごしください。

さて、以前【よく噛むだけでダイエット&腸活!知られざる3つのメリット】の記事で
よく噛むことの効果についてお伝えしましたが、今回はよく噛んで食べることの出来る食材についてご紹介します。

【知っていますか?まごわやさしい】
突然ですが、皆さんは「まごわやさしい」という言葉を耳にされたことはありますか?
「まごわやさしい」は、“和の食材の頭文字を覚えやすく語呂合わせにした合言葉” です。
7種類の食材をまんべんなく取り入れると健康的な食生活が送れると言われています。

それぞれの頭文字の意味は、
「ま」=豆、「ご」=ごま、「わ」=わかめ、「や」=野菜、「さ」=魚、「し」=しいたけ、「い」=いもとなっています。

食材について順番に確認してみましょう。

〇ま(豆)
「ま」は豆のことをいいます。
豆には、納豆や大豆、小豆など様々な種類があり、植物性のたんぱく質として体内のコレステロールを下げる働きがあります。食物繊維なども含まれますので、腸活にもピッタリです。納豆や冷奴等でお手軽に食べられます。

〇ご(ごま)
「ご」はごまのことをいいます。
ごまには、黒ゴマやナッツ類、アーモンドなどが含まれます。
ごまは抗酸化作用(血管内のさびを防ぐ)や、血圧を下げる効果などがあります。
胡麻和えやスープなどに活用するのも美味しいですね。

〇わ(わかめ)
「わ」はわかめのことをいいます。
わかめには、海藻類も含まれ、ミネラルやビタミンKなどの栄養素が含まれます。
わかめは水溶性食物繊維として腸内の便通を改善したり、有害物質を排泄する働きがあります。お味噌汁やふりかけとしても取り入れられますね。

〇や(野菜)
「や」は野菜のことをいいます。
やさいには緑黄色野菜(色の濃い野菜)と淡色野菜(色の薄い野菜)がありますが、
これらを1日で350g摂ると良いといわれています(緑黄色野菜:120g,淡色野菜:230g)
野菜を摂ることで血糖値の上昇を穏やかにしたり、血圧を下げたりと色々な効能があります。
スープなどにするとビタミンCなどの損失を防げます。

〇さ(魚)
「さ」はさかなのことをいいます。
さかなにはあじや鯖、まぐろやシジミなども含まれます。
青魚にはDHAなどが含まれ、血液をサラサラにする効果があります。
焼くとDHAなどは減ってしまいますので、出来れば生食がおすすめです。

〇し(しいたけ)
「し」はしいたけのことをいいます。
しいたけにはまいたけ、マッシュルーム、しめじ、エリンギなどが含まれます。
日光に当てると骨を丈夫にするビタミンDの効果が高まります。
また、食物繊維が豊富で腸の調子を整えます。
炊き込みご飯に入れたりスープにしたり、色々な調理法で食べることが出来ます。

〇い(いも)
「い」はいものことをいいます。
いもにはさつまいもやじゃがいもなどの他にこんにゃくなども含まれます。
じゃがいもにはビタミンCが多く含まれ、メラニンの沈着を抑える効果があります。
皮付きで加熱する方が栄養やうまみが残ります。

これらの食材を取り入れることで噛みごたえがアップし、噛む回数も自然にアップします。
また、食物繊維やビタミン豊富な食材が多いので食事の初めに食べることで血糖値の上昇も抑えられ、太るのを防ぐ効果に繋がるかもしれません。
和食として食べやすい食材でもあるので、腸にも良いですよ。

いかがでしたでしょうか。
日々の食事の際にぜひご確認いただき、積極的に取り入れてみてくださいね。